コロナも落ち着いてきてはおりますが、まだまだ油断は出来ない状況です。テレワークやリモート使った飲み会など、ステイホームで、家での在り方が大きく変わってきています。
そんな中、外出出来なくなることでの活動量低下や生活習慣病の増加など、リハビリ職種としては、気になる問題点があります。
しかし感染も怖くて外出できない、外に出たいけど自粛ムードでなかなか外に出られない。そういった悩みもありました。
今日から県境越え移動制限解除とはなりましたが、医療機関や高齢者施設の面会などはまだ制限が設けられていることも多く、stay homeを軸に時々外出を織り込む程度で、感染予防に配慮した行動を求められることには変わりがなさそうです。
そこで自宅でできる簡単なトレーニングとして、昔懐かしの雑巾がけを提案したいと思います。
今では機会も減り、馴染みがなくなってきましたが、雑巾がけには体幹機能を高め、バランスの向上や手足の筋力強化といった効果があります。子どもの発達においても四つ這いやハイハイをする事で運動機能を高め、その後のつかまり立ちや伝い歩き等にも繋がると言われています。
どんな運動でもそうですがモチベーションを維持する事が重要です。継続は力なりと言われていますが、言うのは簡単ですが続けることはとても大変だとつくづく感じます。我々も指導する立場ですが、指導される立場の気持ちも体験することも大事でしょう。
調べてみるとこの様な取り組みがありました。
継続するためには心を動かすきっかけも必要だと思います。外出に気が引けてしまう方でも、雑巾がけしながら旅行気分になれる面白い取り組みであると思います。
コロナの期間をプラスに捉えるかマイナスと考えるか、人それぞれではあるかと思いますが、自分の事を考える良い期間ではあると思います。自分を見直し今できることを考えて行きたいと思います。
ちなみに群馬県作業療法士会のHPでは、健康に関するワンポイントアドバイスを載せています。自分を見直す良い機会なのでこちらも参考にして下さい。
記事:OT山口