脊髄の病気で、”すり足歩行”になってしまった患者さんに10日間使ってみました。
最初の時点では、床に足底を引きずる音が聞こえるほど、床をこすりながら歩いていました。
そこで、すり足に強いといわれる”歩行アシスト”の出番です。
股関節の動きには、アシスト使用前後であまり大きな差はありませんでした。
しかし、膝を伸ばして歩く事ができるようになり、さらに左のように後ろ足が床にべったりついていたものが、右のように踵を離して歩く事ができるようになりました(下図)。
動画を見ただけでは、そんなに大きな変化を感じませんでしたが、
結果、平均歩幅が12.6cmも拡大していました。
私の動作分析の力もまだまだでしたね(T-T)。
一歩あたり12cm歩幅が違うと別人の歩行です。
動画をお見せできないのが残念ですが、日々の少しの介入が、大きな結果を生んでくれました。
良い機器だと思いますので、是非ご活用ください。
使用料は個別リハ料以外いただきません。
記事担当:部長さかもと