こんにちは
今回はリハビリ室に貼ってあった「脳卒中患者の座右の銘」と言うものを紹介します。
私が入職した10年前には既に貼ってありましたし、状態から見て結構古い物ではないかと思います。
どうですか?
めちゃくちゃ厳しいことが書いてあると思いませんか?最初にこの心得を見たときは「厳しい事書いてあるな」と思ったのを今でも覚えています。
驚いたことに、これを書いた人は10年以上前に入院していた患者さんだったようです!!患者さんが書いた物だと、なんだかとても説得力がありますね!!きっとこの患者さんは元気になって帰ったことと思います。
疾患の程度や年齢、病気発症前の生活習慣等から人によって出来る内容は異なりますが、出来る事からコツコツとリハビリをするのが患者さんの退院後の生活の役に立つと思っています。
リハビリは厳しいと思っている方もいると思います。
確かに頭の体操や運動するので疲れたり、筋肉痛が出たり大変な事もあると思います。
退院後に、出来る限り希望通りの生活が送れる様に、患者さんとスタッフで二人三脚にて頑張って行きましょう。
記事担当:PTながい
さかもと補足
この座右の銘は、25年以上前から紙を更新しながら張り続けられています。言葉は患者さんからいただいたものですが、更新は物理療法室の町田二郎さんによるものです。
病気に甘える、怠けるという言葉は抽象的ですが、患者さん自らがいかに能動的になれるかが大事だといっているように思います。
脳卒中の方だけでなく、自分も積極的・能動的・主体的に生きたいものです。
これを懐かしい思いで見ていただける方もいらっしゃるでしょう。