群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

脳卒中リハにはvitamin D

ビタミンDに注目が集まっているようで、
ビタミンDは、脳の可塑性を高めるとして注目されています。


可塑性とは、「発達段階の神経系が環境に応じて最適の処理システムを作り上げるために、よく使われるニューロンの回路の処理効率を高め、使われない回路の効率を下げるという現象」の事です。


脳卒中の機能予後とビタミンD血中濃度との関連性を検討した研究をご紹介していきたいと思います。

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 退院時、Unfavorableoutcome群(中等度以上の障害が残存-左側)はfavorable outcome群(右側)に比べ有意にビタミンD血中濃度が低かったようです。
 
 多変量解析を行い、ビタミンD血中濃度は退院時favorable outcomeに対する有意な予後因子でした。
 
 ビタミンDはニューロステロイドホルモンとも呼ばれているそうで、血液脳関門を通過してBDNFなどの脳の可塑性を高める物質の分泌を促すと言われています。
 
 しかし、ビタミンDなどのサプリメントを摂取する際には、主治医にご相談ください。


 また、ビタミンD血中濃度を高めたい場合、副作用もなくできそうなのが、「日光浴」です。


 外で運動することが、リハビリの効果を高めそうです。

Prognostic value of serum 25-hydroxyvitaminD in patients with stroke. Neurochem Res. 2014;39:1332-7.


記事担当:部長さかもと