寒くなってくると太陽の暖かみが嬉しいですが、みなさんは普段から日光浴はされていますでしょうか?
日光浴をすることで、紫外線を浴びて皮膚でビタミンDが作られます。
ビタミンDは、生活習慣病、癌、骨粗しょう症やサルコペニアなど、さまざまな病気の予防に効果を発揮すると言われています。また、免疫調整機能や体内時計を整える働きもあるようです。
また、日光浴は脳内のセロトニンの分泌を促進します。
セロトニンは神経伝達物質のひとつで、ドパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをしています。
日光浴の仕方
・おすすめの時間帯は午前中
体内時計も整いやすい
・週3回、1日15~30分程度を目安に
真夏など暑い時は注意が必要
※ガラスは紫外線を通しにくいため、窓越しの日光浴はあまり効果が望めません。
日焼けが気になるという方は、手のひら日光浴がおすすめです。
手のひらを上に向けて、夏場なら15分、冬場は30分程度が目安です。
新型コロナウイルスの流行で、外出自粛していた方も多いと思いますが、新型コロナウイルスに罹患しても、血中ビタミンD濃度が低いほど、死亡数が少ないとの報告もあるようです。
日光に当たる機会を作り、みなさんが心身の健康を維持できるといいなと思います。
記事担当:PT樋口