群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

【四つ這い】

こんにちは!
秋分も過ぎ、だんだんと秋めいてきましたね。
沢渡でも金木犀の香りがしたり、朝晩の寒さが厳しくなってきました。
 
さて、今日は「四つ這い」についてご紹介したいと思います。
四つ這いと聞いて思い浮かぶのはこんなイメージでしょうか?
 
イメージ 2


イメージとしては上のような赤ちゃんのハイハイの姿勢を思い浮かべる方が多いかと思います。今日も赤ちゃんの発達と併せてお話できればと思います。
 
リハビリの中では、筋力向上やバランス能力向上のために四つ這い姿勢を利用する事があります。四つ這いを行う事のメリットや効果としては、以下のような点が挙げられます。
 
▶ 上肢での体重支持
▶ 肩関節周囲筋の筋力増強
▶ 体幹・下肢の筋力増強
▶ バランス感覚の学習
▶ 骨盤・下肢のコントロール
 
イメージ 1
 
実際に患者様に四つ這いやハイハイをやって頂くと、「赤ちゃんみたい~」なんて声が聞かれたりしますが、赤ちゃんてすごいんです!!!
 
ここからは最初に載せた赤ちゃんの写真にもつながる、人間の発達についてのお話です。
(少し難しいかもしれませんがお付き合い下さい、、、)
 
 赤ちゃんは、運動発達において四つ這いを経験して歩行などに必要な機能を獲得していきます。
 赤ちゃんは四つ這いやハイハイをすることで、手のアーチの形成や体幹(体の軸となる部分)の筋肉に刺激を入れる、歩行に必要な股関節周囲の筋肉を動かす、などが促されます。
そしてだんだんと仰向けから座れるようになったり、立ち上がれるようになったり、1歳頃には歩けるようになっていきます。
 
人間の発達における四つ這い姿勢に必要な能力の話をしてきましたが、このことからも四つ這いは、
 
▸ 上肢、下肢、体幹の支持性の向上(筋力強化)
▸ 上肢、下肢、体幹の協調した運動の促進
▸ バランス反応の促進
 
に利用可能なことがわかるかと思います。
 
 
赤ちゃんの発達過程とリハビリをつなげて考えてみるのもなかなか面白いなと感じました。
 
記事担当:PT加邉