動脈硬化は、動脈の弾性が失われて硬くなり、血管の内側がもろくなり、血管の中がせまくなったり、詰まったり、血管を詰まらせたりする病気。
動脈は全身にあるので、動脈硬化が進行すると全身のさまざまな病気を引き起こします。特に日本人の死亡原因の主な要因となっている脳卒中、心疾患は主に動脈硬化が原因とされています。
この動脈硬化性疾患予防のための生活習慣改善には以下を注意。
ガイドラインから引用
・禁煙
(当院で使っているものを引用しました)
・過食と身体活動不足に注意。適正な体重を維持。
・肉の脂身,動物脂,鶏卵,果糖を含む加工食品の摂取を控える。
・魚,緑黄色野菜を含めた野菜,改装,大豆製品,未精製穀類の摂取を増やす。
・糖質含有量の少ない果物を適度に摂取する。
・アルコールの過剰摂取を控える。
・中等度以上の強度の有酸素運動を中心に,毎日30分以上を目標に行う。
これを心がけることで、動脈硬化を防ぎ、前述した病気に罹りにくくします。一度病気に罹った方はもう一度罹らない訳ではなく、むしろ再発しやすいので、日々の心がけを大切にしましょう。
感染症は一度罹ると二度目は罹りにくくなりますが、脳卒中などはむしろ罹りやすくなります。ガイドラインを参考にしてください。
記事担当:部長さかもと