昨日の補足
生きがいやハリをもって生活していますか?という質問に、3種類の答えを聞いて、その後の生存率を表したものです。
宮城県大崎保健所で実施しています。
生きがいがある、またはどちらとも言えないと答えた方の生存率は、7年間で大きな変化を示しませんでしたが、生きがいがないと答えた方の生存率は大きく下がっています。
生きがいがないと生きる気力も失せ、実際に生存率にも影響するようです。
次に人生の目的ですが、
人生の目的があると答えた高齢者では、要介護状態になる可能性が4割も下がるようです。
昨日の話に戻りますが、このような意味でも他者との交流は必要だと思います。
キルケゴールが絶望を死に至る病としましたが、
孤独、生きがいがないなども死に至る病なのかもしれません。
したがって、明るく、楽しく、みんなで、生きがいを持って、元気に生活することが世界最高レベルの超高齢化社会を生き抜くヒントになることでしょう。