群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

脳卒中の予防と治療

昨日開催された、市民公開講座脳卒中の予防と治療”に参加してきました。
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私の講演テーマは運動機能からみた脳卒中予防とリハビリテーションでした。
運動機能をテーマにしていた割には、
内容はそれ以外のものが多いという、変わった講演になりました。

いくつかスライドをお示ししたいと思います。
まずは、

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食事です。
朝食はきちんと摂取した方が、脳卒中にはなりにくく、食物線維の摂取料の影響がありました。

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次に、睡眠時間。
7時間前後が脳卒中リスクは低くなります。
上記二つは、自分も守れていないので、反省しました。
また、睡眠時間が長くなってきたときには、
逆に睡眠時無呼吸症候群などの病気が隠れていることもあるそうで、
その病気の治療を行うことが当然必要です。

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寝ているときに人はかなりの汗をかきます。
そのためにも、定期的な水分補給を心がけた方が良いでしょう。

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緑茶とコーヒーの摂取頻度と、脳卒中の発症頻度の比較です。
何となく、脳梗塞にはコーヒーが、脳出血には緑茶が効きそうですが、
統計学的にはどちらも変わらず有効なようです。
コーヒーには缶コーヒーを含みません。糖分が入っていることが多く、推奨できないと思います。
緑茶のカテキンが良いとか、コーヒーのクロロゲン酸が良いとか、
いろいろ議論があるかもしれませんが、私はこれは、定期的な水分摂取が良いと考えます。
水分を摂らない人は、普段からその習慣がありません。
お茶を入れて飲むという習慣が必要です。

ということで、この4枚のスライドから言えることは
3食食事をきちんと摂って、決まった時間睡眠をとる。
特に朝晩はトイレに行きたくなるので・・・と水分を控えることはせず、
定期的に水分を摂ることが必要です。
以上、昔からいわれる健康法、早寝早起き、食事は3食、水分摂取を心がけようということです。
新しい知見ではありませんが、このようなデータがでると、説得力があります。

脳卒中は予防が大切です。

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しっかり予防を行っても、
脳卒中は完全に抑えられる病気ではありません。
どんな病気もそうですが、リスクは低く出来ますが、ゼロには出来ません。

しっかり上のスライドを参考に、しっかり予防して、
結果、脳卒中になってしまったら、、、
当院をご用命ください。

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久山町研究でもみられるように、脳卒中は再発の多い病気です。
今回は軽症であったとしても、次回悪くならないために、当院で再発予防の勉強を各療法士と一緒に行いましょう。
詳しくは主治医にご相談ください。