群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

運動習慣

 虚血性心疾患(狭心症心筋梗塞など)の予防に運動の継続が必要という事を表現したのが、下のグラフです。

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 よく、”学生時代には沢山運動しました”、という武勇伝を患者さんから聞かせていただく事があります。

 このグラフから見て取れることは、学生時代に代表選手であっても、卒業後の週あたりの運動時間に応じて、心疾患になる危険率が下がっていくということです。

 従って、卒業後に運動を続けているかどうかが大切です。過去はあまり関係ないようです。ただ、週あたり5時間以上運動をしていた大学生で少しリスクが下がる傾向がありそうです。しかし、学生時代に頑張ったからと過信は禁物です。

 週2000カロリー程度の運動が推奨されています。

 ちなみに一日10000歩の歩行は、約300キロカロリーといわれます(体重によって違いますが・・)。毎日続けると週2000キロカロリーを超え理想的です。

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 また、運動習慣を継続して持つことによって、血圧の低下も認めます。高血圧の診断がある方については、もちろん降圧剤との併用をお勧めしますが、運動を続ける事で、血圧が下がったり、インスリンの量も減らした方もいらっしゃいます。

 病気になる前の予防に運動習慣が大切とは良くいわれますが、病気になった後も同様に再発を予防するためにも、運動習慣の継続が必要です。
特に心疾患や脳卒中などの血管疾患は、再発の予防が大切な病気だと考えています。

 適度な運動とはどういうことなのか、担当の理学療法士や健康運動指導士にご相談ください。

記事担当:部長さかもと