まずはCOP(圧中心=床の圧力集中荷重点)、COG(身体重心)の説明があり、
COPとCOGの落下点を同じ位置関係にすることで、passenger unit(体幹から上)に回転モーメントを生まないようにする。これでバランスをとりやすくできる、とのこと。
絵もないので、何を言っているのかわかりにくいとは思いますが、バイオメカニクスが生業に関係する我々にとっては、非常に大事なことだと思いました。
これが考えられるようになったら、今度は歩行アシストと、ステップトレーニングを併用します。歩行アシストは勝手に介助してくれますが、理学療法士が患者さんに対して介入ポイントを考え、この二つの療法を併用することで、さらに大きな効果を生みます。
撮影禁止でしたが、強行してしまいました。HONDAさん、大畑先生ごめんなさい。
また、開発担当の伊藤さんからもお話しがありました。
歩行アシストではできない、歩行速度を低下させる身体の動きがある場合は、対応が難しいとのこと。先ほどのステップトレーニングの介入やpassenger unitの補正を理学療法士が行わないと効果が低いと理解しました。
今月中には歩行メカニクスの基礎編を終了させ、今回の伝達講習を年明けにはしっかり行い、みんなで歩行アシストも含めた歩行治療ができるようにしていきます。
歩行に熱いリハビリを今後も継続しますので、ご期待ください。
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