理学療法室院内勉強会として、歩行再建ゼミを始めています。
以前紹介したこの本ですが、
歩行再建―歩行の理解とトレーニング
【著者】大畑光司(京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻)
やっと第1回の勉強会が開催できました。
まずは、生理学、神経学とのつながり、central pattern generator(CPG)の話などが多かったので、難しさを感じたかと思いますが、基礎は大事です。
理学療法は歩行再建に取り組みますが、歩行をどのように捉えるべきなのかをこの本は多面的に探ることができると感じています。
今まで"歩行アシスト"の研修会などで、大畑先生には様々な講義をしていただきましたが、その集大成が一冊になっており、理学療法士であれば、このくらいの内容は理解しておくべきだろうと思います。
専門書ですので、一般向きではありませんが、新たな武器を備えた我々理学療法士にご期待いただきたいと思います。