今日の群馬は暑かったですね。伊勢崎、桐生、館林で37℃超え。こういった気候では、脱水といわれる症状を訴える人も増えてきます。身体から水分が奪われていく状況です。こういった気候が長いこと続けば、毎日少しずつ水分が奪われていくことも考えられます。
脱水の原因として
熱中症 下痢 嘔吐 朝食抜く 二日酔 夜更かし 寝過ぎ 発熱 高温の室内 ストレス 食べ過ぎ
などが起因となることがあります。
体重減少が1~2%程度であれば、のどの渇き、汗が出なくなる、口が渇く、尿量が減る、下痢、嘔吐、微熱などの症状に留まりますが、
体重減少3~9%では、全身の倦怠感、頭痛、嘔吐、めまい、血圧低下などの症状がでて、熱中症などが酷くなると、重篤な症状が出ることもあります。
こういった症状が酷い場合、意識がなくなって、急性期病院で治療を受けることがありますが、循環器への障害が起こると、脳梗塞を発症し重篤な障害が起きてしまうこともあります。
従って、熱中症等の脱水が起きやすい状態にならないよう、既往の有無にかかわらず、できる限り予防できるようにしたいものです。
先日、水2リットルのお話をしましたが、まずは自身に脱水様の症状が出ていないか、確認してはいかがでしょうか。
チェック方法をいくつかお話しますが、知っておいて損は無いと思います。
(かくれ脱水のチェック)
近くに心配な人がいる場合は、チェックに使ってもよいでしょう。
1.汗が出なくなる
2.舌が乾いている
3.手の甲の皮膚をつまんで、離した後、戻るまで3秒かかる
4.手が冷たい(握手してみる)
5.親指の爪を押して、赤く戻るまでに時間がかかる
6.頭痛がある
7.排尿回数が減る
.....
チェックする方法はまだまだあるようですが、2~3個確認できると良いでしょう。
年齢と共に、身体の保水力は衰え、水分を欲しがらなくなってきます。また、2Lのお話をしましたが、一度に水を大量に摂取すると、吸収されずに尿として排泄されやすくなるそうです。
従って、水分摂取の際には、一口ずつ水やお茶を飲むようにするか、日本酒を飲むようにちびりちびりとやってください。
たまには良いと思いますが、糖分の入った清涼飲料水ばかりを飲んでいると、血液粘性が高くなり、血管が詰まりやすくなりますので、避けた方が良いでしょう。
記事担当:部長さかもと