みなさんこんにちは!
今年度よりブログ班に入りました、PTの池田です。
1年間よろしくお願いいたします!
さて4月に入り桜の開花が聞かれるようになりましたが
例年に比べると全国的に開花が遅いそうですね。
ここ沢渡でも3月は何度か大雪が降っていたのに
急に暖かくなり桜も咲き始めました。
私自身、寒いのは苦手なので暖かい春が来たことは喜ばしいのですが、
気象庁が発表した1ヶ月予報によると5月中旬までの平均気温は
10年に1度レベルの高温となるそうです。
そこで危惧されているのが「熱中症」です。
熱中症というと夏の暑い日に起こるイメージですが、
体が暑さに慣れて強くなった状態である「暑熱順化」ができていないと
熱中症の危険性が高まります。
人の体は動かすと、体内で熱が作られて体温が上昇します。
それに対し発汗による気化熱や、心拍数の上昇、皮膚血管拡張によって体の表面から熱を逃がす熱放散で、体温を調節しています。
この体温の調節がうまくできなくなり、
体内に熱がたまって体温が上昇し、熱中症が引き起こされます。
暑熱順化ができていないと、
この体温調節機能がうまく働かない可能性があります。
対策としては本格的に気温が上がってくる前に
無理のない範囲で運動(ウォーキングや筋トレなど)や入浴で体温を上げて、
汗をかき、体を暑さに慣れさせておくことが大事だそうです。
病院に入院されている患者さんは
冷暖房の効いた室内にいる時間が長いため
暑熱順化が難しいと思われます。
いざ退院した後で暑さに慣れられず熱中症になってしまった
という事態を避けるためにも
リハビリで少しずつ汗をかいていただくのも
大切かと思います。
そういう面でも効果のあるリハビリを
行っていきたいところです。
記事担当:PT池田