日本理学療法士協会が発行しているハンドブック。今日はそちらから引用した資料を使います。
上の図のように、年齢を重ねると転ぶ割合も増えます。転ぶことが増える事で、打ち所が悪ければ骨折に至ることがあります。
転んで怪我をすると言っても、その後の経過は若いときと同じではありません。上のグラフが示すように要介護の原因の13%を占めるのが、転倒・骨折です。
転んだくらいで何を大げさなことをと思われるかもしれませんが、ちょっとしたことで、入院・手術に至ることもあります。
転倒を防ぐ方法は様々なものがありますが、まずは少し慎重に行動することも大事かと思います。足下の状況をよくご確認ください。
ちょっとした段差に躓いたり、見ていない方向に不用意に進んで躓いたり、水たまりで滑ったり、思ったところに段差が無かったり、あったりで、転倒に至ることは珍しくありません。
注意して、よく見て行動することで転倒を防ぐことが出来ると思います。
記事担当:部長さかもと