大腿骨頸部骨折のリハビリで入院された患者さんを調査しました。
昔に比べ、かなり高齢化しています。抽出した患者さんのうち、女性73%、男性17%と、圧倒的に女性が多いです。やはり骨密度の影響が強いようです。
年齢平均は85.77歳と高く、平均在院日数78日、FIMMの利得は35.4でした。体調を崩してリハビリを継続できなくなった方などは除いてありますので、高い数値となりました。
また、歩行自立割合を調べると、8割弱が病棟内歩行自立に至っていました。
資料では90歳以上は4割、90歳未満は6割くらいの歩行獲得割合だそうです。
ただ、歩行自立と言っても、スタスタ歩けるということではなく、歩行器やシルバーカー、杖など様々なものを用いて、病棟内のトイレまでは行けるというのを最低条件としました。
以前よりも高齢者のチャレンジが多いようです。今後もリハビリ頑張っていきましょう。
記事担当:さかもと