うつ病は、一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、かかっている可能性があります。
精神的ストレスや身体的ストレスなどを背景に、脳がうまく働かなくなっている状態であり、ものの見方や考え方が否定的になっている状態です。
うつ病かなと思ったら、自己判断をせずに、総合病院の精神科や心療内科、精神科のクリニックなどに相談しましょう。
ここでうつ病がどの位、運動機能や日常生活活動に影響を及ぼすかを追跡調査した結果を紹介したのが下のグラフです。
明らかにうつを患った方が、低下割合が高くなったという結果が出ています。
こころが元気な方が、ADL・運動機能低下ともに抑えることができているようです。
次に、フレイルはうつになりやすいというもの。
ニワトリが先か卵が先かという問題かもしれませんが、明らかに体が動かなくなるとこころが動かなくなる。その逆もまた真なり。
従って、フレイルという状況をつくらないことも大事ですし、うつになりにくいように心がける事も必要です。
そのためにも運動と栄養と休養のメリハリはきちんとつけるようにしたいものですね。
記事担当:部長さかもと