コロナ禍でおうち時間が増え、家族みんなではまったものがジグソーパズルです。
外出できないストレスを好きなキャラクターのパズルで発散させていました。
子供も大人も集中して取り組めるのでアウトメディア※にもなりました。
実はSTリハビリでもジグソーパズルを使用することがあります。
高次脳機能障害の方で、注意障害や視空間認知能力が低下した方などの脳トレとして行います。
一人一人の難易度に合わせ開始し、簡単に出来るようになれば、徐々にピースを増やしていくことや、しりとりや簡単な暗算と一緒に二重課題(二つの事を同時に行うこと)として行う事もあります。
病前は出来ていた、考え事をしながら歩く・テレビを見ながら家事をする等の二重課題は高次脳機能障害の患者さんにとっては難しい場合があるのです。
(パズルに集中してしまい思考がストップしてしまう、または思考に集中しすぎてしまうと手が止まってしまう事があります。)
↑ST室にあるパズル
まだまだ、コロナは終息しそうにありませんが、皆さんもおうち時間で『○○しながら△△する』といった二重課題の脳トレをしましょう!
記事担当:ST田村
※アウトメディアとは… テレビ、ゲーム機、スマホ、パソコンなどの電子メディアを使う時間を コントロールすること。 禁止するのではなく、「自分の生活を見直し、 上手につきあっていこう」という意味です。