5月30・31日に行われた「第46回日本コミュニケーション障害学会 学術講演会」に参加してきました。
本来であれば、東北大学で行われる予定でしたが、新型コロナウィルスの影響により、ZOOMを用いたWEB開催に変更となりました。
内容としては、認知症・発達障害・高次脳機能障害・嚥下障害・言語障害・社会支援等、幅広い分野のものでした。
その中でも特に興味深かった講演内容をお伝えしたいと思います。
ニンテンドーDSの脳トレというゲームを監修した、川島隆太先生(東北大学加齢医学研究所 所長・教授)のご講演で、児童の読書と学力の関係についてのお話がありました。なんと、活字を読むことで学力が上昇することが証明されているとのことです。
参考資料のグラフから分かるように、読書を全くしない児童に比べ、10分以上読書をする児童は明らかに学力が高いという調査結果がでているようです。
書籍に限らず、スマホ・タブレットなどの電子書籍でも同じ効果が得られるとのことです。ただし、広告・絵などが含まれていないものに限り効果があるとのことでした。
児童のみならず、大人も読書によって学力・創造性が豊かになるとのことです!
新型コロナウィルスの影響により、まだ積極的な外出は控えている方もいらっしゃると思います。
この機会に自宅で読書習慣をはじめてみてはいかがでしょうか。
記事担当:ST三木