群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

新人教育制度を少しだけ紹介します

 新年度が始まりました。毎年この季節にブログを書いておりまして、今年で4回目となりました。感慨深いです。今年度もよろしくお願い致します。

 

 今年も新しいリハビリスタッフを迎え入れることとなりました。当病院では、手厚い新人教育制度が整っています。中でも教育制度の一部を簡単にご紹介します。

 

①充実した研修

 新人さんは4月に入職した後に、病院内や部署内の講義や実技などの研修を受けます。下の写真は新人さんの研修スケジュールです。毎日研修を行い病院や仕事の事を学んでもらいます。空いている時間は、先輩のリハビリを見学し約1ヶ月間の研修・見学を経た後、自分で患者さんを受け持つ事ができます。

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 ②プリセプター制度

 当院は、「屋根変形瓦方式」という教育のシステムを活用しています。1人の新人に対しプリセプター1人、アシスタント2人という指導者がつき1年間かけてみていきます。

 プリセプターは4~6年目以上のスタッフが担当し指導係を行います。

 アシスタントは2~3年目以上のスタッフが担当しプリセプターの補助や新人さんが話しやすい存在として精神面・臨床面のサポートを行います。

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 ③チェックリストの活用

 どのようなことを教えれば良いかという指標として、チェックリストを作成し活用しています。チェックリストは今年大幅な改訂が行われより活用しやすいものとなりました。

 新人さんとプリセプターは月に1度、チェックリストに書かれている項目が達成できたかの確認を行います。出来ていなければ再度指導を行っていきます。

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 このように、新人さんが安心して働けるように充実した研修制度が整っています。

 私は去年プリセプターをさせて頂きましたが、新人さんに教えることで自分も新たな知識や技術を吸収出来たり、曖昧だったことが再確認できたりと学んだことが沢山ありました。今年もどのような出会いと発見があるのか楽しみです。

 

                          担当記者:ST真庭