年明けから、リハビリテーション部では来年度の教育計画を作りはじめています。

療法士は人あたりが良く、技術が確かなものであれば良さそうですが、そうではありません。
診療報酬は2年ごとに改定されていきますし、介護報酬も3年ごとに変わり、病院のシステムのことや、組織とはどうあるべきか、さらには先進的リハビリの考え方や機器に至るまで、様々な事がアップデートされていきます。
最近は勉強したくない若者が増えたそうですが、勉強したい、したくないに関わらず、知っておくべき事や会議をどうやって円滑に開催するかまで、療法士として活動していくために、大事なことを学ぶ必要があります。
さらに、様々なものがアップデートされていくわけですから、継続的に学び、それを外に向けて発信する力も大切と言えます。
また、経験年数の多少に関わらず、他人が発表した内容を、建設的に捉え、自分の意見を整理して話すトレーニングを積むことも必要です。自分が良かれと思ってやっていることでも、患者さんや医師、看護師にわかってもらえなくては意味がありません。
当院は人材育成も一つの役割として持っています。
この侃々諤々の議論が来年度の教育研修の成功に結びつくよう、祈りつつ、この会議に参加させていただきました。
この思いが、スタッフみんなに伝わりますように。
記事担当:部長さかもと