以前にも寝ることをテーマにいくつか記事を紹介しました。
など、睡眠と疾患の関係や睡眠とパフォーマンスの関連について紹介しました。
今日は睡眠と運動学習についてです。
睡眠で運動学習が促進されたという報告はまだ少なく、はっきりとした効果とは言えませんが、
大学の勉強もあるので、実際の睡眠は平均約8時間20分ということでしたが、意識的に睡眠をとることにより、これだけパフォーマンスが向上しています。
睡眠の役割は、「脳の休息と回復」です。
日中、脳は活発に働き続けるので、睡眠時に回復する必要があります。
「脳の休息と回復」には以下のような効果があります。
1.学習内容の整理、定着
2.身体組織の修復、再生、成長
3.自律神経系、内分泌系、免疫系のバランスを保つ
スポーツに限らず、リハビリにおいても同様のことが言えると思います。
最後に、当院理学療法士のレジェンドがリハビリの際、患者さんに言っていた言葉を御紹介します。
リハビリテーションを円滑に進めるには、
運動 と 栄養 と 休養 が必要だ
運動し、食事を摂って、しっかり寝ましょう
記事担当:リハビリテーション部長 坂本敦