4月から運動量増加機器加算の算定が始まりました。
これは、脳卒中又は脊髄障害の急性発症に伴う上肢又は下肢の運動機能障害を有する患者(脳卒中又は脊髄障害の再発によるものを含む。)に対して、
医師、理学療法士又は作業療法士が、患者の運動機能障害の状態を評価した上で、
脳血管疾患等リハビリテーションに運動量増加機器を用いることが適当と判断した場合に、
リハビリテーション総合実施計画を作成した場合に算定するとしています。
効果的に機能回復するには、最適な難易度での十分な量の反復運動が必要です。
運動量の難易度調整、再現性、持続性等の観点から、
療法士による訓練を補うものとして、
上肢ロボットや機能的電気刺激などの研究報告がなされています。
今回の加算にはこの報告が用いられ、算定する根拠となっています。
といっても月150点ですが、
以下に適用機器を紹介します。
(ちなみに当院では2機種のみ所有していました)
・ウォークエイド
・L300
・NM-F1
・ReoGo-J
・ウェルウォーク WW-1000
・ウェルウォーク WW-2000
・CoCoroe AR2
・CoCoroe PR2
脳血管リハを算定している方のみ対象となります。
対象となる患者さんはこのような機器も積極的に使いつつ、結果出していきましょう。
記事担当:部長さかもと