群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

脳内出血やくも膜下出血の再発を防ぐ

 脳内出血やくも膜下出血などの出血性の脳卒中は再発し、重症化しやすいようです。
 脳出血再発の一番の要因は高血圧であり、降圧薬をやめることであり、これが大きなリスクになります。
そこで、降圧薬の服薬順守率と生存率との関連を調査しました。韓国からの報告です。


 2002-2013に出血性の脳卒中で入院した高血圧患者について降圧薬の処方記録から服薬順守率をもとめ、その後の脳卒中の再発や心筋梗塞、総死亡率との関連を解析すると、次のようになったそうです。


 脳内出血、くも膜下出血合わせて1800人余りを対象としました。
 服薬順守率80%以上の患者割合は、1年後46.8%、3年後43.2%、5年後41.7%でした。
 服薬順守率40%未満の患者さんが再発や死亡するリスクは高順守率患者の1.80倍でした。


 出血性の脳卒中で降圧薬を途中でやめてしまう場合(医師の診断でなく、自己都合で)の再発、死亡リスクは高いと言えるようです。

 必要があって処方された薬です。継続して飲むことをおすすめ致します。


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Effect of Adherence to AntihypertensiveMedication on the Long-Term Outcome After Hemorrhagic Stroke in Korea.