群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

脳卒中


 脳卒中の死亡率は年々低下傾向にあります。一番多かった1965年前後に比べると、人口10万人あたりでも、1/7程度まで減少してきています。

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滋賀医科大の調査によると、

国内の脳卒中発症者は推計で年間29万人だそうです。


大規模調査に基づく全国推計データはなかったようですが

滋賀医大脳卒中患者の診断、治療を実施する県内41病院と連携し、2011年以降の脳卒中発症者を全数把握しており、同年1年間のデータを分析しています。


 結果、初発の64%が脳梗塞脳出血が25%、くも膜下出血が9%だったそうです。

 

 人口10万人当たりの脳卒中の新規発症人数などから全国を推計すると、年間約22万人が新規に脳卒中を発症し、再発を含めると29万人に上るとしていますが、厚生労働省の人口動態統計によると、同年の脳卒中による死亡者は12万人あまりだったので、この約2.3倍が発症している計算となるそうです。

 

また脳卒中の発病者のうち退院時17%の患者が死亡、46%が要介護状態になり、日本の脳卒中発病者の半分以上が死亡又は介護が必要な状態になっているとしています。


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 血栓溶解剤や血栓回収デバイスなどの普及で、介護不要な割合も4割弱ですが、約半数は介護が必要な状態で急性期病院を退院しています。

 死亡者を除くと半数以上は回復期リハビリが必要な状態と言えるでしょう。ここでリハビリをするかしないかで、家庭復帰や職場復帰したあと、環境への適応しやすさが違ってくると思います。