群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

廃用症候群のリハビリ(Aさん)

Aさん80歳台女性。

自宅近くのクリニックで、慢性関節リウマチの治療をしていましたが、のどの痛みのため、リウマチの薬を休んだところ、

発熱し、さらにこれを繰り返して偽痛風が起き、痛みで体を動かすことが困難になりました。


投薬は再開しましたが、膝の痛みのためADL(日常生活活動)が低下、

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起立・歩行にも介助が必要で、移乗、更衣、排泄動作も困難となりました。


一ヶ月経過しても、介助が必要なため、群馬県医師会の会員医師から当院を紹介され、回復期リハ病棟へ入院しました。


回復期リハ病棟入院時には、発熱はないものの膝痛は残存し、歩行器を使用しても10m歩くのがやっとでした。

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そこで理学療法作業療法が処方され、

日常生活活動練習と下肢、体幹の筋力強化、

免荷式歩行(体重負荷を減らして歩く)等を始めました。


結果、一月後には

着替え、トイレ動作、車いす駆動が一人でできるようになりました。

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またシルバーカーでも100m程度の歩行ができるようになりましたが、膝の変形と痛みが残り、院内を歩行で移動することができるところまでには至りませんでしたが、

車いすを利用した、入浴以外の身の回り動作はすべて一人でできるようになりました。

ご自宅に退院され、その後はショートステイを上手に利用しながら群馬県医師会会員の先生に外来通院でお世話になっています。


これが廃用症候群です。熱が出た、風邪引いた、お腹を切る手術をした、熱中症で運ばれたなど、その後の治療での安静を起点に、身の回りのことができなくなることがあります。

このようなとき、当院に短期入院してしっかりリハビリしておけば、その後自宅での生活を楽にすることができます。かかりつけ医にご相談ください。