
民生委員の方の見学の際にいつも思うのですが、”積極的にいろいろなものを吸収していこう”とする姿勢には、頭が下がる思いがします。

時間もなかったので、温泉療法と、回復期リハについてのお話しくらいしかできませんでしたが、
以前、実際にHALも使ってみたことがあるとのことでした。

質問もお受けしましたが、
一つ目は、この病院がこの場所にある意味は何ですかというもので、
”温泉を利用したリハビリを50年以上前に考えた医師会によって、設立され、温泉とリハビリの融合をテーマとして考えてきた”という旨をお話しさせていただきました。
二つ目は、群馬の方だけが利用できるのでしょうかというもので、
”保険診療で医療機関としてリハビリを行っていますので、国民健康保険や協会けんぽなどの医療保険に加入していれば、どこの住所の方でも入院できます”と答えさせていただきました(但し、回復期及び療養リハビリの対象に限定ですが)。
最近は東京、埼玉などの群馬県外の患者さんは5%を超える程度ですが、20数年前には半数を占めていたようです。
時代の流れと共に、役割も変遷しているようですが、リハビリに関わる姿勢は以前よりも組織的になって、充実しています。