群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

民生委員さんが来院されました

北群馬郡の民生委員さんが見学で来院されました。

私の勉強の意味も込め、民生委員さんのお仕事を確認すると、

民生委員・児童委員の活動例


1.地域住民からの相談への対応

 高齢者や障がい者、子育て世帯など、地域住民からの生活上のさまざまな相談に応じ、その内容に応じて行政による支援につないだり、適切な福祉サービスの紹介などを行ない、課題解決に協力します。


2.子どもたちの安全を守るための活動
 子どもたちが交通事故や犯罪被害に巻き込まれないよう、登下校時の子どもたちの見守りや声かけ、また通学路周辺のパトロール活動などを行ないます。


3.災害時要援護者の支援態勢づくり

 地域ごとに設置されている民児協組織の一員として、町内会・自治会等と協力しながら、高齢者や障がい者などの災害時要援護者の避難支援態勢づくりのために、要援護者台帳の作成や避難支援者の確保などの取り組みを進めます。


4.高齢者、障がい者世帯等の訪問、見守り

 ひとり暮らし高齢者や高齢者のみ世帯、障がい者世帯等を定期的に訪問し、相談にのったり、体調の悪化や犯罪被害防止等のための見守り役として活動します。


5.行政からの要請に基づく調査協力等応

 市区町村行政からの要請に基づく高齢者の状況調査をはじめ、福祉事務所や児童相談所などが行なう住民への福祉サービスにかかわる業務への協力を行ないます。


6.「いきいきサロン」「子育てサロン」の運営協力  
 高齢者、また子育て中の親子が地域の中で孤立することがないよう、居場所づくり、仲間づくりなどを目的とした「サロン」事業の運営に協力しています。


7.学校活動への協力

 子どもたちの健やかな育ちを支援するため、学校とも密接に連携し、行事への参加や福祉教育への協力、課題のある家庭への訪問等にも協力しています。


 大きくはこの7点、非常に活動範囲や幅広い知識が必要とされるようです。これをほぼ無報酬で(通信費等定額支給のようです)されていることを思うと、頭が下がる思いです。

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 さて、本題に戻りますが、見学をされた中で、何点か質問を受けましたので、少しまとめておきたいと思います。
 まず、
1.どのように入院すれば良いのか?
 基本的には沼田脳神経外科病院や前橋赤十字病院群馬大学付属病院など急性期病院(救急搬送された病院)からの紹介です。急性期の主治医に診療情報提供署を作成してもらい、FAXしてください。急性期の病院から自宅に退院しても、家で動けなくなり、自分の身の回り動作にまで影響が出ている場合などは、かかりつけ医にご相談ください。かかりつけ医はほとんどが群馬県医師会員です。診療情報提供書を書いてくださることでしょう。この書類は群馬リハ病院のホームページにあります。ダウンロードしてお使いください。

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2.保険はどのようになっていますか?
 当院は医療保険国民健康保険協会けんぽ後期高齢者医療制度等)の範囲で対応しています。個別リハビリには20分一単位として診療報酬をいただいていますが、集団療法やロボットリハビリ等については、別途請求はありません。保険診療の範囲で行っていますので、高額療養費の対象になります。個室料などの差額ベッドは別ですが、¥80100を超えた分は1%の請求になります。ただ前年度所得に応じ、高額療養費の上限が変わったり、食事代も変化したりしますので一概には言えませんが、機器に関する利用料、集団リハビリテーション料などは一切いただいておりませんのでご安心ください。

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       ※HALや歩行アシスト、足首アシスト、ウォークエイドなどを説明しています。

3.リハビリの対象はどのような人ですか?重症でリハビリにならない人はどうしたらよいでしょうか?
 対象疾患は脳卒中、膝より上の骨折、多発骨折、人工関節置換術後、肺炎などで日常生活活動が低下した方、脊髄損傷など多岐に渡りますので、回復期リハビリ病棟協会のHPなどを参考にしてください。リハビリしても変わらないので・・・とやる前から決めてしまう方がいらっしゃいますが、意識障害認知症高次脳機能障害が急性期病院で見られた方でも、リハビリを継続的に行うことで症状が緩和され、自宅退院された患者さんも数多く経験しています。やる前からリハビリの機会を奪ってしまっては、良くなる可能性も奪うことにならないでしょうか。期待を持ってリハビリを行っていただければ、患者さんもそれに応えてくれると思います。信じてリハビリを行う機会を持てるように援助していただきたいと思います。

 皆さんなかなか熱心で、積極的に質問もしていただきました。
 近所の方で困っている方がいらっしゃいましたら、是非ご相談ください。
 また、来月も民生委員さんの見学が予定されています。最近は医療制度が複雑になっていますので、研修等に見学をご活用ください。

 こちらも無料で行っています(笑:しつこい?)