群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

【こわ~い廃用症候群】

こんにちは!

梅雨に入り気温の変化で体調を崩しやすい季節になりました。

皆さんはお元気にお過ごしでしょうか??

 

 私は先日、肩の不調により2週間ほど寝たきり生活を経験しました(._.)

 活動は基本的にトイレとお風呂の時のみで、その他はずっと寝たきりです。

 寝たきりだった事で筋肉が落ち、数分でも起きていることがやっとの状態になりました。

 

このように体を動かさない状態が続くことによって、

心身機能が低下して動けなくなることを『廃用症候群』と言います。

 

 『廃用症候群』になると筋萎縮(筋力低下)や関節拘縮・可動域の低下など、様々な症状が生じます。

 

 私のように普段仕事で1日体を使っていた人でも、

 たった2週間で筋力は落ち、歩くのさえ大変になってしまうのだと、私自身とても驚き、身をもって実感しました。

 そして、元の生活に戻るためにはとても時間が必要だということも感じました!

 

 『廃用症候群』の予防方法として最も大切なことは動くこと!

 でも動けないから寝たきりになっていたんですね…(>_<)

 

 起き上がることが困難であれば、まずは横になって足を動かしたり手を動かすことから。

 少しでも起き上がれそうであれば、食事の時は頑張って起きてみるなど、、。

 急に今まで通り動こうとすると、その後が大変(^^;)

 かえって症状を悪化させてしまうこともあります。

 

 廃用症候群1番の予防法は早期離床と言われています。

 しかし、運動をして痛み・倦怠感・疲労感などがある場合は過負荷になっている事が考えられる為、少し運動量を減らす必要があります。

 

 実際に、私は少し頑張ればできそうなことから段階的に負荷を上げていきました!

 最初は横になった状態で動く事も辛いような状態でしたが、

毎日少しでも動く事で、日に日に疲労も軽減していきました。

 

 最後に、私も実践した仰向けの状態で行える運動をいくつかご紹介します!


ブリッジ】

イメージ 1


①仰向けになり、両膝をたてる。

②おしりを上げ、ゆっくりとおろす。

 

腹筋】

イメージ 2

①両膝を立てる。

②お腹をのぞくように、ゆっくり頭を上げる。

 

足上げ】

イメージ 3


①両膝を立て、片脚をゆっくり持ち上げゆっくり下ろす。

②反対足も同様に行う。余裕があれば膝を伸ばして行う。

 

皆さんも廃用症候群に十分注意しましょう♪

 

PT牧口

 

今回体調を崩したことによって、かなりの実感があったようですね。若い人は日常生活に戻れば体力も徐々に回復していきますが、 後期高齢者や障害をお持ちの方ではそうはいきません。


熱中症や夏風邪などで、食事、トイレ、平地歩行、入浴、更衣、 階段昇降などの活動ができないくらい体力が落ちてしまったときには、回復期リハ病棟での集中的なリハビリをお勧めします。


さかもと附記