群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

廃用症候群とはすごい名称ですが・・・

時々、問い合わせをいただきますが、


1.風邪ひいて入院したら、退院しても自宅で動けなくなった

2.お腹の手術をしてうちに帰ったら、起き上がるのが難しく、一人でトイレに行けなくなった

3.アブレーションやステント治療後、治療は成功しているのに歩けなくなった

4.熱中症で病院に運ばれたが、退院しても立ち上がりが億劫になった

 

 これらすべて、回復期リハビリテーション病棟で、入院によるリハビリが当院ではできます。

 

 若い人は退院後特に問題なく生活ができますが、

 高齢者では、風邪をひいたことなどが起点になって、日常生活活動(ADL)が低下してしまうことがあります。


 これを廃用症候群といいますが、(言葉は強烈ですが)


 下の図のように、ある程度体力がある方は、ベッド臥床によって筋力低下がおきても、日常生活に復帰すれば、何とか動けるようになるので、問題がないように感じます。


イメージ 1

 以前よりは体力が低下していますが、日常生活を行う体力は戻っています。

 

 しかし予備体力のない方では、


イメージ 2

 起き上がれる力の最低基準より体力が下回ってしまい、自分では動けないので筋力がつかず、動けないのでさらに動けるようにならないという悪循環が起きます。

 

 このような場合には必ずリハビリテーションが必要になりますが、上の図のように以前は歩行ができた方でも、筋力低下が起きた際、または起きる前から廃用症候群への予防を考えなくてはなりません。言葉は強烈ですが、リハビリを行うことで以前の生活と同じ状況にまで回復する方もいらっしゃいます。

 

 ベッド周りのみしか動けない状態では、抑うつなどの症状も出やすくなり、体が動きにくいことによって健全な思考も出来にくくなるようです。

 

 従って、まずは回復期リハ病棟に入院され、体力や気力を充実して、良くなった後の人生を考えることがよろしいと思います。

  いかがでしょうか。