平成27年度のデータベースを利用して、
当院の大腿骨頸部骨折患者さんのリハビリ実績を調査しました。
平均年齢は実に82.6歳でした。
男女比は
頸部骨折患者さん全体の歩行自立、見守り割合は、
認知症のない患者さんに限定すると、
自立する割合は8割を超えます。
認知症のある患者さんについては、自立する割合が、2割程度に落ちますが、ここで大事なのが、見守りでも歩くということです。
歩かない(歩けない)と、体力が低下していく期間が早く、認知症も進み安くなることが考えられます。
自立の割合が多いと感じるか、少ないと感じるかは、見ている人の感じ方次第ですが、
当院では、たとえ自立できなかったとしても
”歩行へのチャレンジ”は継続し、
自立できる方をもっと増やしたいと思います。