当院では、新人育成の為にプリセプターシップを導入しています。
プリセプターシップとは、元々は看護師の新人教育の制度であり、プリセプター(先輩看護師)がプリセプティ(新人看護師)をマンツーマンで教育・指導することをいいます。
当院ではリハビリテーション部(以下リハ部)でも同様の制度を用いて新人教育を行っています。
通常のプリセプターは2年目の看護師が担当しますが、当院リハ部では4-5年目のある程度経験を積んだセラピストが担当しています。
また、新人1人につき、プリセプターとTA(ティーチングアシスタント)2名で、約1年間かけて新人教育に携わっています。
今年は、新人教育の更なる充実のために外部講師によるプリセプターに対する院内研修を2回に分けて開催しました。
この研修では新人教育指導の際、活用できるコーチングの概念と、それを活用するためのスキルを、実例を交えながら学びます。
しかし、今回の研修の中で『新人だった頃の自分はどんな声掛けが欲しかったのを考えると新人の発言の意図が見えてくる』という言葉をいただき、解決の糸口が見つかったと共に、新人教育への不安が軽くなったように感じました。
新人の皆さん、プリセプターも悩みながら指導していますので、一緒に成長していきましょう!!!
担当:鹿野