群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

英医学誌『The Lancet』(オンライン版)

脳卒中の大部分が予防できることが明らかになりました。

日本は入っていないそうですが、各因子のリスク低下率は、以下の通り。
 
1.高血圧             47.9
2.運動不足                35.8
3.血中脂質                26.8
4.食事(健康食指数)              23.2%
5.肥満(ウエストヒップ比)       18.6
6.ストレス             17.4%
7.喫煙                                  12.4
8.心疾患                                9.1
9.飲酒                                   5.8

10.糖尿病                              3.9

 
 これら10個のリスク因子を全部組み合わせた場合、すべての地域群、年齢群、男女でのリスク低下は90%にもなり、理論上では9割の脳卒中を防ぐことができるとのこと。
 
 ただし、地域によりリスク因子の重要性は異なるようで、たとえば高血圧は北米、オーストラリア、西欧では約39%脳卒中を引き起こすが、東南アジアでの寄与率は約60%になるという。


 運動にも血圧を下げる働きがありますし、最近は降圧剤を利用しながらの運動療法を行うことが良いとされます。

 結果、血中脂質も改善されますし、肥満も改善できますので、運動一つの効果が脳卒中予防にはかなりの効果を発揮しそうです。

 予防にまさる治療なし。再発を予防することもリハビリと考えたいものです。