群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

今年も患者さんにとって意味のあることを創り出せるよう努力していきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いします。


さて、年末に引き続き、

読売新聞群馬版、教えてDr.リハビリ第二回(12月13日版)をご紹介します。


眞塩清(ましお・きよし)

1979群馬大学医学部卒、93年から沢渡温泉病院勤務。04年から院長。日本リハビリテーション医学会代議員、日本温泉気候物理医学会評議員

 

―――リハビリには多くのスタッフが関わる。


 「リハビリ、特に回復期リハビリの目的は、寝たきりの予防や家庭復帰であり、日常生活動作の能力向上が求められる。集中的で効果的なリハビリのために医師や看護スタッフ、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)などがチームとなって対応する」


―――PT、OT、STそれぞれの役割は。

 「PTは関節の動きを改善し、筋力を増強させて寝返りや起き上がりなど日常の基本動作や移動動作ができるように運動療法を行う。電気刺激や温熱などの物理療法も行う」


 「OTは、PTのリハビリでひとまず体が動くようになった患者に対し、食事や入浴、トイレなど、実際の日常生活動作がスムーズにできるよう訓練する。折り紙や編み物、木工などの手工芸、絵画などの創作、トランプやパズルなどの遊び、体操などいろいろな作業を通して行う。PTの訓練と重なる部分も少なくない」


 「STは、失語症や言語発達遅滞、聴覚障害、音声障害などの患者に対し様々なテストや検査を行い評価した上で、必要に応じて訓練、指導、助言などを行う。言葉を発する動作と食べ物をのみこむ動作は使う器官が共通する部分もあることから、食べ物をスムーズにのみ込めなくなる摂食・嚥下障害のリハビリにも関わる」


―――その他のスタッフは


 「薬剤師、健康運動指導士、ソーシャルワーカーなど多くの職種がいるが、管理栄養士も関わる。最近注目されているサルコペニア(筋減弱症)だが、これは病気や安静、栄養障害などで筋肉量や筋力が低下してしまうもの。必要な栄養を考えてリハビリを進めないと、かえって筋力が低下してしまうので、管理栄養士が力を発揮するところだ」


 「褥瘡(床ずれ)も栄養状態が悪いと治りが良くない。最近では、管理栄養士も加わってカンファレンス(症例検討会)を行い、効果を上げている」


リハ部余録
 看護師や、介護福祉士、ケアワーカーなどもリハビリの成果を、病棟での実際の生活に定着させるために大切なスタッフです。一般病院では患者さんの面倒を診てくれるという印象の強い職種ですが、当院のリハ看護師は”チームで設定した日常生活動作を定着させるため、できるところまで手伝い過ぎない”という治療的介助を行っています。