群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

Canadian Best Practice Recommendations for Stroke Care

Canadian BestPractice Recommendations for Stroke Care
1) Functional Electrical Stimulation
FES
2) Strength training
3) Task-oriented-training
4) Constraint-induced movement therapy
5) Modified constraint-induced movement therapy
6) To increase the number of hours therapeutic use of the upper limb
7) the use of motor imagery
8) mirror therapy, virtual reality, robot-assisted therapy
9) the use of bilateral upper limb activity

 

カナダで施行が推奨される最高の脳卒中ケア
1)
機能的な電気刺激(FES
2)
筋力トレーニン
3)
課題指向型トレーニン
4)
CI療法
5)
改訂CI療法
6)
上肢の治療時間を増やすこと
7)
運動イメージを使用する
8)
鏡治療、仮想現実、ロボット援助リハ
9)
上肢の両側性使用


私のつたない和訳で申し訳ありませんが、カナダでは、脳卒中の上肢機能について、以上のリハが推奨されています。
20年前には筋力トレーニングは、痙性麻痺には行うべきではないと指導されましたが、今では痙性麻痺に対しても避けるべきではないとされており、痙性麻痺に対する考え方も変わってきました。
また、特に麻痺側のリハビリテーションは、誰かに動かしてもらうことが中心で、受身の運動となっていることがほとんどでした。
このような受け身のリハビリではなく、
何か目的をもった運動に、強制的にでも麻痺側を用いるようにしたほうが、 神経細胞の再配列を促し、リハビリの効果があがるということが最近言われてきています。
CI療法もその一つですが、脳の可塑性を促す方法として紹介されているのが課題志向型アプローチと呼ばれる方法で、
これは単なる筋力トレーニングを行うだけでなく、患者に多くの課題を含む積極的な訓練プログラムを行ってもらう ものです。
こうした課題は麻痺側にかなりの運動制御を要求するため、大脳皮質の再構成を協力に促すと考えられています。
この考え方に沿ったものとして、顔を洗ったり、あるいは歯を磨いたり、目標物を指す、コーンの移動、指のタップを行う、硬貨を裏返す、鉛筆で間違いを消す、迷路を鉛筆でなぞる、ネジを開ける・締める、などの動作があります。

このような動作に積極的に麻痺側を用いるよう患者さんに促すこと、 あるいは病棟の廊下にも平行棒を置き、ベッドサイドのポータブルトイレではなく、病棟内のトイレまでは、自分の足で歩いていくようにすることなどで、効果が出ているとする報告も多くなってきています。