いつもブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます
今回は認知症に関しての記事を書きたいと思います
以前、コロナ禍となり他者との交流や刺激が少なくなった為、認知症の発症率が増えた記事を書かせて頂きました
今回は、基本に立ち返り以前認知症予防教室でMCIの話しをしたのですが、その前段階であるSCDの話しを書き予防を促進しようと考えました
まずMCIの説明です MCIは軽度認知障害と呼ばれ、軽度認知症の前段階となります
・年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が生じる
・本人または家族による物忘れの訴えがある
・全般的な認知機能は正常範囲である
・日常生活動作は自立している
上記がMCIの定義となり、予防が遅れ症状が進むとアルツハイマー型認知症に進行します
それでは、MCIの前段階であるSCDについて書かせて頂きます
SCDとは、主観的認知機能低下といわれ未病の段階でMCIのひとつ前の段階をさします。検査では認知機能の低下は見られませんが、日常でいくつかの変化が自覚できる状態です。
重要なポイントとして、自分が気付く程度であり①ど忘れが増えた感覚、②計算や文書作成で戸惑うといったことが挙げられます。
検査などで客観的評価ができない為、主観的な部分と日常生活における問題の有無を当事者から情報収集することが重要となります。稀にご家族から指摘されるというケースもあるようです。ただ、他者が分かる程の影響だとMCIに近いと考えられます
予防方法としては、栄養や脳トレ、対人交流が効果的とありました
栄養では、鯵(あじ)、鰯(いわし)、鯖(さば)などの青魚には、オメガ3脂肪酸のDHAやEPAが多く含まれています。DHAは脳の構成成分であり、記憶力や判断力の向上、認知症予防、特にアルツハイマー病発症予防に有効であるようです。
他にもカレーやコーヒー、緑黄色野菜などがあげられます
知識として得ておくと日々の生活の中で、認知機能低下を予防できると考えます
□を埋めて単語を作製して下さい
ピラ□ッド
□ジソ□
ビエ□ナー□
ひ□□あ□つ□まち
お疲れ様でした
時々思い出しながら脳トレや意識して栄養をとる等予防に取り組んでみて下さい
記事担当 作業療法室