飲み込みがしにくい方では、ちょっとした姿勢の乱れが誤嚥に繋がる事が指摘されています。
ある研究では、骨盤を少し起こして背筋を伸ばすと、舌に力が入りやすくなるという結果がでていますし、膝を90°に曲げて、床に足の裏をつけると、首周りの余計な力が抜けて、飲み込みがし易くなるという報告もあります。
従って、食事の際には姿勢を正して、足の裏で床を支え、嚥下ができるようにします。
細かな事ではあるかもしれませんが、この一回の良い姿勢が、嚥下機能の改善につながることもあるのです。
姿勢良く食べる練習で、誤嚥リスクを減らしたいと思います。
記事担当:部長さかもと