こんにちは!
季節も夏本番となり、暑い日が続いて、当院のスタッフ、リハビリしている患者さんも毎日、水分補給をしながら、リハビリを行っています!
この時期になると、『夏バテ』という言葉を耳にする事が多いと思います。
夏バテは食欲不振、睡眠不足、頭痛、疲労感などの症状のイメージがあるかと思いますが、これらに合併して意欲低下も症状として出る事もあります。
今回は意欲低下について気を付けていることについて
お話できたらと思います。
意欲低下のリハビリへの影響はさまざまな角度から研究されています。近年、意欲向上が運動機能回復に有用であることが脳科学の分野でも数多く提言されるようになっています。やる気に関わる神経回路と運動に関わる神経回路が関連していると言われています。
このことから、リハビリを受けるときに、
やる気に関わる脳の部分を活性化することで、
運動機能をより効果的に回復できると考えられます。
夏バテ予防には、食事を摂る事、睡眠を取る事、水分補給する事が大前提ですが、『患者さん主体のリハビリ』としてたとえ小さな進歩でも声かけをして、意欲低下しないように心のケアの部分も含めたリハビリを、これからも行っていきたいと考えています。
記事担当:PT稲垣