群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。年200回を目標にブログ更新しています。

安眠にまつわるエトセトラ

横Pの眠れないあなたへ~

 

7月に入り、梅雨の湿気と暑さで寝苦しさを感じる今日この頃。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

 臨床にて患者さんと会話していると、夜が眠れなくて朝から怠い、睡眠薬を処方してもらったから眠れたけどなんとなく怠いといったお話しを聞いたことがあります。

 

 ある研究においても一般的な睡眠障害の発症率が20%前後であるのに対し脳卒中患者の睡眠障害の発症率が25~78%と非常に高いことが述べられています。

 

 これは、環境が急に変わり、落ち着かない。これからどうなるかわからなくて不安で眠れない。枕が違うから眠れないetc、etc…様々な理由があるとは思いますが、眠れないことが原因で身体のパフォーマンスが低下し、リハビリへの意欲が高くとも、動きがついてこない、いつもなら出来る事が出来ずに転倒してしまうといったことに繋がる可能性があると考えられます。

 

 では、よい睡眠をとり、元気にリハビリを行うためにはどうすればよいでしょうか?

 

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 ジョギングやプールなど有酸素運動をした後はよく寝れるといった経験は皆さまにもあると思います。

 

 それだけではなく、ダンベルを上げる、押す力に対抗するといった抵抗運動が深い眠り(ノンレム睡眠)を多くするといった事実が近年わかってきました。

 

 そして、その運動は負荷が強くなればなるほど、回数が増えれば増えるほどより深い眠り(ノンレム睡眠)を増加させるといったことがわかってきています。

 

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 眠れない理由は人それぞれあって、根本的な原因はなかなか改善するものではないかもしれません。

 

 しかし、生活動作が向上すると共に良く寝れるよう、たくさん運動するリハビリを手伝える理学療法士になっていきたいと思います!

 

参考文献

The effect of resistance exercise on sleep: A systematic review of randomized controlled trials AnaKovacevic(2017)

 

                 記事担当:夜10時には眠くなる、横PことPT横田