社会活動に参加した人は健康状態が良く、社会活動(健康・スポーツ・地域行事など)への参加の有無別に現在の健康状態について見ると、この1年間に社会活動に参加した人は、健康状態が「良い」と回答した割合が高くなりました。
健康だから社会参加の意欲が湧くのか、社会参加したから健康になるのか?は議論の分かれるところかもしれませんが、少なくとも社会参加を続ける事は健康面でよいベネフィットがありそうです。
また、健康状態別に生きがいを感じる割合を示しているのが、下のグラフです。
健康状態が良い方が、生きがいを感じる割合が高くなることを表しています。
このグラフも社会参加同様、健康状態が良い方が、生きがいを感じる割合も多くなっています。
人との交流を含む社会参加や、その他の生きがいを持つことによって、健康状態を良く保つ事ができる可能性があります。
人に公言するかどうかは別として、楽しいことや喜び、生きがいといえることを持つことで、人は生きる力を持つことができるのかもしれません。
入院のリハビリでは、主にADLやIADL等の自立を考える事が多くなりますが、本来のリハビリテーションは生活機能のその先も考えていくことが大切なのだと思います。
記事担当:部長さかもと