東京都長寿医療研究センターの報告です。
一般高齢者で身体機能も認知機能を正常の方にご協力いただき、4年間の追跡調査をしました。
観察期間中に認知機能が落ちた人は16%でした。
認知機能が低下したというイベントに対して、身体機能(歩幅)がどの位影響していたかを調べました。
右側の歩調に関してはほとんど影響がありません。しかし、歩幅が狭い方々は4年後認知機能が低下するリスクは歩幅が広い方に比べ、3.39倍になりました。
歩幅の狭い、広い、普通は、全体を33%ずつ分けて比較したそうです。
普段から歩くときは、腕を振り、視線を前に、顎を引き、少し大股で歩きたいものですし、歩行アシストにも、認知機能低下を防ぐ効果があるのかもしれませんね。
記事担当:さかもと