群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

歩幅は大きめで歩く

東京都長寿医療研究センターの報告です。

 

一般高齢者で身体機能も認知機能を正常の方にご協力いただき、4年間の追跡調査をしました。

 

観察期間中に認知機能が落ちた人は16%でした。

 

認知機能が低下したというイベントに対して、身体機能(歩幅)がどの位影響していたかを調べました。

 

右側の歩調に関してはほとんど影響がありません。しかし、歩幅が狭い方々は4年後認知機能が低下するリスクは歩幅が広い方に比べ、3.39倍になりました。

 

歩幅の狭い、広い、普通は、全体を33%ずつ分けて比較したそうです。

 

            歩き方で見た目もぐんと若返る | 10歳若返る歩行術 -インターバル速歩- | 能勢博 | 毎日新聞「医療プレミア」

 

普段から歩くときは、腕を振り、視線を前に、顎を引き、少し大股で歩きたいものですし、歩行アシストにも、認知機能低下を防ぐ効果があるのかもしれませんね。

 

 

                              記事担当:さかもと