街中を車で移動していると、「杖」を使っている方をよく見かけます。
そして、杖を使っている人の中には、あれ?と思うような使い方で歩いている人が意外と多いように感じます。
そこで今日は、杖についてお話していきたいと思います。
ひとえに杖と言っても、杖の先端は一つなのか、複数あるのか。
柄は真っ直ぐなのか、曲がっているのか。手で握るのか脇に挟むのか。
など種類はたくさんあります。
たくさん種類のある杖ですが、ただ持って歩けば良いというものではありません。
使用頻度の高いT字杖を例として使い方をお伝えしたいと思います。
まず、杖は痛みがあるなどの調子の悪い足とは反対側の手で持ちます。
高さは肘が30~40度曲がる程度または、大転子という股関節の付け根の出っ張っている骨に合わせます。
そして、歩くときには足の前20cm、足の外20cmの位置につくのが良いとされています。
下のイラストをみて想像してみて下さい!
ホームセンターや百円ショップでも杖が買えるようになった今、より沢山の杖が出回っています。
気軽に手に入るようになったからこそ、正しい方法で使っていきたいですね!
記事担当:PT綿貫