群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

杖ホルダー

 歩行時に杖が必要な患者さんは多くいらっしゃいますが、書きものをしたり、血圧を測ったりという時に、ちょっと杖を立てかけておきたい、なんてことはありませんか?

 

 しかし、急いでいるときに限って杖が倒れてしまい、床から拾い上げるのに苦労した。こんな経験はないでしょうか。

 

 杖を拾おうとして人が転倒という事例が時々あったので、人の転倒を防ぐ目的でも杖を転ばさないことが大事。

 そこで、当院ではどのような杖ホルダーが使われているか取材してみました。

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 まず、これは古いタイプの杖ホルダーです。

 塩ビ管を切って、固定してあります。

 

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これは、食堂にある杖ホルダーです。一個あたり1000円ちょっとくらいで買えるようです。当院の杖ホルダーはこれが主流でした。

 

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 最近では、手指消毒器の横にも設置してあります。

 

 以上です(笑)。

 

 様々な種類を活用していますよと紹介したかったところですが、数はかなり設置されていますが、種類は一本化されていました。

 

 ご自宅でも参考にしていただきたいと思っていましたので、1000円以下で買えそうなホルダーを紹介します。

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 白いところに杖のグリップ部分を置きます。滑り止めになっています。

 

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 他にはこんなものもあります。どれも数百円から1000円くらいまでです。

 家の中では杖は使わず、屋外のみ利用している方は、玄関にホルダーを設置しておき、杖を立てかけておいても良いと思います。

 

 倒れている杖を拾おうとして、頭をぶつけたり、転んだり、血圧を上げたりしないためにもこのようなグッズをご利用ください。

 

                        記事担当:部長さかもと