群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。通常のリハビリに加え、早朝リハビリを施行。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。多くのリハスタッフで患者さんを担当させていただいております。

自分に合った杖の使い方

こんにちは!

先日、リハビリ中に患者様からこんな事を言われました。

「こんなに杖があったら、どれが良いか選べないよ!!!」

 

確かにごもっともです。

一言で杖といっても

実は使い方、歩き方によって選定が必要で

色々な種類があるのです!

 

そこで今回は「杖について」ということで、

まずは当院にある杖たちを紹介します!!!

 

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左から、T字杖 、ロフストランド杖、四点杖、サイドケインです。

(杖は木製で茶色のイメージがあるかと思いますが、カラーバリエーションも沢山あります!)

 

これらの杖は形状によって、大まかに

一本杖(T字杖、ロフストランド杖)と

多脚杖(四点杖、サイドケイン)に分類されます。

 

紹介は以上で、やっと本題です。

患者さんから言われた「どれを選ぶか」について、

バランス能力にも左右されますが、どんな歩き方をしているかで選ぶことが出来ます。

 

歩き方は大きく分けて、2動作歩行か3動作歩行です。

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杖と反対の足→同側の足 の順で足を出します。

この場合は、一本杖(T字杖、ロフストランド杖)の方が歩きやすくなります。

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杖→反対の足→同側の足 の順で足を出します。

この場合は、多脚杖(四点杖、サイドケイン)の方が歩きやすくなります。

 

3動作歩行の場合は2動作歩行に比べ、杖にかかる体重が多くなるため、

支持脚が多い方が良いということになります。

 

あくまで、臨床での判断基準の1つなので、絶対にというわけではありません。

 

<ちなみに・・・>

杖の高さは

・腕を垂直に下ろしたときの手首の高さにグリップがくる

・身体の縦の線と曲げた腕の角度が30度になる

が、望ましいと言われています。

 

今回は杖に焦点を当てましたが、それ以外の歩行補助具もたくさんあるので

また紹介出来たらと思います!

 

今回は以上です!ありがとうございました!

                          記事担当:PT小竹