若年者にもロコモティブシンドロームの発症リスク?という話。
日本人女子大学生100名を対象に、横断的調査を行った。
参加者はロコモティブシンドロームリスクテストに基づいて2つのグループ(ハイリスク群とローリスク群)に分けられた。
ハイリスク群が全体の65.0%を占めたとのこと。
若い方々ですが、生活習慣等で身体機能にも差がでているようです。
ハイリスク群では、最大歩行時の歩行速度が低リスク群に比べて遅く、
歩行歩幅も低リスク群に比べて低かった。
また、ハイリスク群では、低リスク群に比べて、姿勢がより姿勢を崩していた。
さらに、低リスク群は高リスク群に比べて中学・高校の運動部に所属している人が多かった。
若年成人のロコモティブシンドローム予防には、①長い歩幅、②正しい立ち姿勢、③若い頃から身につけた運動習慣が重要とのこと。
女子大生がロコモなんて考えたくもないが、リスクはある。ハイリスクかどうかについては、これでは判別できないはずだが、40年後の日本が心配にならないよう筋肉は増やして欲しい。
記事担当:さかもと
引用文献:
The Relationship between Locomotive Syndrome Risk, Gait Pattern, and Standing Posture in Young Japanese Women: A Cross-Sectional Study
Yuichi Uesugi 他