当院は2種のアンケートを実施しています。
この忙しいときになんでこんなもの書かなくてはならないの?
というご意見。ごもっともです。
だだ、これはいろいろな意味で改善につながる、良い布石になってくれています。
ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願いします。
さて今日は退院時にいただいているアンケートのお話しです。
院内でも多くの部署が集まって、アンケート委員会を開き、内容の検討も実施しています。
まずは、ちょっと自信のあるところからご紹介します。
これは、職種別に対応はいかがでしたかという質問に、5点満点で答えていただいた時の平均点です。
今年の目標は月別で4.8を超えた回数で勝負したいと思っていますが、今年は今のところ、4.8超えは一回達成にとどまっています。
残り半年で4回超えたいと思いますので、ご指導ご鞭撻の程、お願い申し上げます。
(他の職種の名称は、皆さんシャイなので今回も匿名化しています。)
さて、具体的に自由記載していただいたアンケートに御回答します。
ご意見:入院時の目標には達していませんが本人の努力不足です、申し訳ありません。
回答 :目標の達成ができず、こちらこそ申し訳ございません。目標設定は、入院時の身体機能や日常生活活動の状態、年齢、性別、栄養状態など、さまざまな点を考慮して行っていますが、それぞれの患者さん毎に大きく異なります。従って目標はリハ開始後の経過で微調整していくべきものと考えます。また、努力の結果、障害が残ったとしても代替手段を考えたり、用意するのもリハビリテーションの役割と考えています。目標が達成できなかったとしてもそこに至るまで頑張ってきた患者さんには、努力が足らなかったからねではなく“よく頑張ったね。これから家で楽しくやりましょう。”と労いの言葉を掛けていただきますようお願い申し上げます。
ご意見:リハビリの時に転倒(しりもちをついた)とTELがリハビリ担当の方からありましたが、その内容が不明確で要点が伝わりにくかったです。家族に正確に事実を説明できるようにして下さい。又、骨折等もありませんでしたが、その後にも、経過を伝えてくれてもよかったのではないでしょうか。
回答 :ご指摘ありがとうございます。要点を得ない説明に関しては申し訳ございませんでした。担当者も自身が患者さんを転ばせてしまったことから、気が動転していた事が考えられます。今後はこのような状態でもご家族に説明できるよう転倒事故報告書を整備し、これに基づいてご説明できるようにしていきます。その後の経過報告につきましては、コロナ禍での対応ができておりませんでしたので、ご連絡差し上げるようにしていきたいと思います。
そちらもご確認ください。
記事担当:部長さかもと