群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

マッスルインバランス

 こんにちは!!
 
 新年も明け、あっという間に時間がたっていることを感じている今日この頃です。
 
 今年一年、時間を如何に無駄にしないで過ごせるか!特に意識したいと考えています。
 「一寸の光陰軽んずべからず」ということわざもありますが、まさにこれかなと思っています。
 
 昨年よりもより良い状態を作っていくためにも今年も頑張ります。
 
 
 今回御紹介するのは、昨年研修に参加した「筋・筋膜のインバランスの評価と徒手理学療法」の一部です。
 
 講師は石川県立明和特別支援学校(元石川県リハビリテーションセンター)で勤務されている荒木茂先生でした。
 内容としては、荒木先生の著書である「マッスルインバランスの理学療法」を中心に最近の知見等含めて指導していただきました。
 
マッスルインバランスとは、直訳すれば筋肉の不均衡のことです。1987年にjanadaにより紹介され、疼痛、機能障害、変性などから、抑制あるいは筋力低下と緊張または短縮により生じる筋機能不全を指します
 
以下表はマッスルインバランスの悪循環
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 実際の講義の内容は、マッスルインバランスの成り立ちや考え方から評価・治療方法といったことを学びました。

 特に今回時間を使ったのが評価でした。問診にて痛みの部位や程度等を探り、姿勢観察にて特有の異常姿勢からマッスルインバランスを探り、過緊張筋や弱化筋を予測し、運動パターンテストにてその過緊張や弱化筋が運動へどう影響しているか、筋の長さテストにてその疑いのある筋の状態を把握し、最後に触診にて筋の硬さや圧痛点、トリガーポイントを確認していく。それら方法や注意点等細かく指導していただきました。
 
 今回その講義や実技を行い、また一つ身体やリハビリの奥深さを知ることができたように感じました。


 まだまだ勉強中ですが日々の臨床に生かしていこうと思います。
 
 今年もよろしくお願いいたします。
 
※トリガーポイント:圧迫や針の刺入、加熱または冷却などによって関連域に関連痛を引き起こす体表上の部位のこと。トリガーポイントは単なる圧痛点ではなく、関連痛を引き起こす部位であることに注意が必要
 
記事担当:PT大前
 
補足
 荒木先生は著書の中で、患者さんの生活習慣や、異常な姿勢、運動パターンが改善されなければ、痛みなどの再発を繰り返してしまうと述べられています。
 偏った姿勢や運動が、筋肉のアンバランスをつくっていると考えられますので、リハビリの中でこれをどう改善するかが大切です。
文責:部長さかもと