群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。ロボットリハ稼働中。100名超のリハスタッフで365日リハビリ邁進中。一緒にリハビリがんばりましょう。

【足の指について】

はじめまして!

4月に入職しました、新人理学療法士の池田です。

 

初めてのブログで緊張していますが、

できるだけわかりやすいように頑張りますのでよろしくお願いします!

 

初ブログのテーマは足の指についてです。

 

なぜこのテーマにしたのかといいますと、

入職してから足の指の重要性について学んだからです。

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手の指に比べて動かす機会も少なく、                     

普段あえて意識することもなかなか無いと思います。

               

(日常生活において、唯一足の指が存在感を出してくる瞬間があるとすれば、

タンスの角に小指をぶつけた時くらい…)

 

そんな忘れられがちな足の指ですが、

実は日常生活の中でも重要な働きをしてくれています!

 

例としてはバランスを取るときが挙げられます。

 

立っているときに、体が前に倒れそうになると、

足指の屈曲筋が働きます。

そして、足指全体が地面を圧迫するような形になり、

転倒を防ぐ働きをします。

 

逆に、後ろに倒れそうになったときには、

足指の伸展筋が働きます。

足指が反る形となり、転倒を防ぐ働きをします。

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このように大事な働きをしている足指ですが、

先ほども書いたとおり、手指に比べるとあえて動かす機会も少ないかと思います。

 

いざというときに、しっかり足指に働いてもらうためにも

普段から運動をしておくことが大切かと思います。

 

足指の曲げ伸ばしや、グーチョキパーをつくってみるなど、

道具がなくても出来る運動はあります。

ちなみに私は、なぜか左足だけパーの運動ができないので特訓中です。

 

また、道具を使う運動では、

足の下にタオルを引き足の指でたぐり寄せる、

タオルギャザーという運動があります。

こちらも、タオルがあればできるので、

お家でもできます。

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日頃からしっかり足指を鍛えて、

転倒を防止し、安全に過ごしましょう!

 

拙い文章でしたが、読んで頂きありがとうございました。

 

 

                    参考資料:標準理学療法学 臨床動作分析

                         基礎運動学

 

                            記事担当:PT 池田実句