12月9日に東京都で行われた『言語聴覚士のための嚥下障害エクササイズ&ストレッチマスターセミナー』というセミナーに参加してきました。
タイトル通り、言語聴覚士ばかり約40名が集まった部屋で、講義とストレッチの実技を学んできました。
そこで今回は、講義の一部をご紹介します。
現在、日本人の死因の第3位になっている肺炎ですが、高齢化とともに肺炎で亡くなる方が年々増えてきています。
では、高齢になるとなぜ誤嚥性肺炎を起こしやすくなるのでしょうか?
その1つの要因として挙げられるのが、姿勢の変化です。
高齢になると腰が曲がる → 押し車や杖をついて歩くようになる → 前を向くために顎を上げる → 首の後ろの筋肉が固まってくる → 常に顎を上げた姿勢になり、食べたり飲んだりするときにも顎が上がるようになる → 誤嚥を起こしやすくなる
←実際にやってみてください。顎が上がりやすくなります。