群馬リハビリテーション病院リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。伝統的なリハビリに加え、早朝リハビリも施行。さらにHAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなどを中心とするロボットリハも駆使して、患者さんが良くなるために奮闘中。

「高齢になると誤嚥性肺炎を起こしやすいのはなぜ?」

 129日に東京都で行われた『言語聴覚士のための嚥下障害エクササイズ&ストレッチマスターセミナー』というセミナーに参加してきました。


 タイトル通り、言語聴覚士ばかり約40名が集まった部屋で、講義とストレッチの実技を学んできました。


そこで今回は、講義の一部をご紹介します。

 

現在、日本人の死因の第3位になっている肺炎ですが、高齢化とともに肺炎で亡くなる方が年々増えてきています。


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では、高齢になるとなぜ誤嚥性肺炎を起こしやすくなるのでしょうか?

 その1つの要因として挙げられるのが、姿勢の変化です。

 

高齢になると腰が曲がる → 押し車や杖をついて歩くようになる → 前を向くために顎を上げる → 首の後ろの筋肉が固まってくる → 常に顎を上げた姿勢になり、食べたり飲んだりするときにも顎が上がるようになる → 誤嚥を起こしやすくなる

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←実際にやってみてください。顎が上がりやすくなります。






このような流れで誤嚥性肺炎になりやすくなります。


 腰が曲がらないようにするためには、定期的に腰を伸ばしますよね?


首も同じように、定期的に運動をして、首の筋肉が硬くならないようにすると誤嚥性肺炎の予防にもつながります。

 

 いくつになってもおいしいものを安全に食べられるように、予防をしていきましょう。

 

記事担当:ST茂木