群馬リハビリテーション病院(旧沢渡温泉病院)リハビリテーション部です

回復期リハ病棟156床。HAL、歩行アシスト、足首アシスト、IVES、REOGO-J、Walkaideなど、ロボットリハも稼働中。100名超のリハスタッフで365日途切れなく活動中。年200回を目標にブログ更新しています。

「オンライン研修」

 リハビリスタッフ向けのオンラインセミナーサービスがあります。当院でも最近は対面研修が難しくなったので、オンライン研修を採用しており、先日参加することができました。

 

  私は、誤嚥性肺炎についての講義を視聴しました。

 よく言われるように、高齢者にとって肺炎は身近な病気です。

 しかし、時には重症化し死に至ることもあり、注意が必要です。

 

 今回は肺炎の中でも、飲み込む力が弱くなり、食べ物や唾液が誤って肺に入って炎症を起こす「誤嚥性肺炎」の危険性を発見するための、簡単な方法をご紹介します。

 

 誤嚥性肺炎の予防で大切なのは、

①「口の中の環境」   ②「呼吸の力」  ③「喉の筋力」です。

これらが悪くなると、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。

 

①口の中の環境

 口の中が乾燥していたり、汚れていたりすると、肺炎のリスクが高まります。

また、口が乾燥すると口臭が強くなります。意外に、「口臭」は重要なサインです。

 「おじいちゃん最近口が臭いね」と孫に言われたら気をつけて下さい。

 こまめに歯磨きや舌磨きをして口の汚れを取る、鼻呼吸を心掛けるなど、口が乾燥しないように気をつけるとよいと思います。

 

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②呼吸の力

 呼吸の力が弱ると、気管に誤って食べ物が入ったときに、咳をして出す力が弱くなります。

 呼吸の力をテストするためには、口元から40㎝くらいのところに手のひらを出し、ハーッと息を吐いてもらいます。はっきりと息を感じられなかったら、要注意です。

 風車や巻笛(100円ショップで売っています)を吹いて呼吸の力を高めたり、家族や近所の方と沢山お話ししたりをするようにし、呼吸の力が弱らないように気をつけましょう。

 

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③喉の筋力

 年齢を重ねると、しだいに喉の筋力がおとろえ、喉仏の位置が下がってきます。そうすると、飲み込む時に気管を閉鎖する力が弱くなり、誤嚥をしやすくなってしまいます。

 喉の筋力を鍛えるには、こちらの「シャキア訓練」が有効です。

 

 

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 仰向けに寝て、つま先を見るように首を持ち上げます。

 かなりきついですが、30秒キープを3回、1日3セットを目標に頑張って下さい。

 

                               記事担当:ST登丸